不動産購入の流れ(住宅編)
ほとんどの方にとって一生に一度の買い物となるマイホーム購入。
そもそも、家を買うときはどのような流れで行うのかご存じでしょうか?
簡単?大変?手続きは?
大まかな流れが分かるように、まずは予備知識を備えておきましょう。
第1部スタート
家族で相談する
イメージを膨らませましょう。
希望条件の洗い出しをします。
エリアや駅(徒歩??分)、価格や月々の支払い額、学区、間取り(多いの3LDK~4LDK)、駐車場台数など
希望条件を聞くと、大抵5個以上出てきます(多い場合は10個も)。
CheckPoint1
条件の洗い出しは希望条件を絞り切れなくなることもありますので、NGな条件(小学校が遠い、車は最低2台など)も出しておくといいでしょう。
CheckPoint2
住宅ローンを組まれる方は、直近の源泉徴収票(個人事業主の方は確定申告書3期分)、車や携帯電話機種代などを分割払いしている方はその明細書を準備しておくといいでしょう。
問い合わせる
ホームページからお問い合わせ、メール、電話にてご連絡ください。
この時に家族内で話し合われた内容を教えていただくと、スムーズに進みます。
また、他のサイトで見かけた気になる物件がございましたら参考情報としてお知らせください。
要望聞き取り
予算の確認・シミュレーション
Arbre不動産から皆様へ、メールやお電話にてお問い合わせ内容に沿ったご要望を確認します。
来店やご自宅を希望される方は、直接お話を聞きながら進めます。
ご予算の確認をします。
支払希望額だけでなく、ご年収と現在の借り入れ状況から融資を受けられそうな金額をシミュレーションします。
物件の紹介
お聞きした条件と予算を基に、Arbre不動産が物件を探し出し紹介します。
紹介は1つだけでなく複数紹介します。
物件を見に行く
いわゆる「内見」「物件見学」です。
日程を調整し実際に物件を見ましょう。
ポータルサイトなどに掲載している物件写真は、見栄えが良く見えるように撮影していますので、写真だけではなくご自身の目で確認し判断しましょう。
CheckPoint3
不動産会社が見栄えよく撮影(広く見せる、明るく見せる)する理由は、良い物件だと判断してもらうほうが問い合わせが増えるからです。
比較検討・決定
見学した物件の中で順位付けをし、自分たちにとって良い物件か考えましょう。
見た目の良さだけでなく、今後の生活なども考慮し判断しましょう。
購入申し込み
物件が決めたら購入申し込み(不動産用語でいう「買い付け」)を行います。
いわゆる意思表示です。
契約日や契約時に支払う頭金(契約金)などを記入し、申し込みを行います。
※購入申し込みは契約ではありません。
住宅ローン仮審査
住宅ローンの仮審査を行います。
金融機関が個人情報(現在の借り入れや過去の支払いの延滞の有無)、所得(源泉徴収票や借入明細書)から借入可能額、健康状態(自己申告)などから審査を行います。
CheckPoint4
この時、未申告の分割払いなどが発覚しで審査に落ちる方もいます。ご自身の分割払いはしっかり把握しておきましょう。
また、事前審査は物件(売主の判断)により、購入申し込み前や契約後に行う場合もございます。
第2部スタート
ご契約
不動産売買契約を行います。
多くの場合、この時に物件売主と買主が顔を合わせます。
契約書の記名押印だけでなく、その他契約時に必要な書類(重要事項説明など)の確認と今後のスケジュールの確認などを行います。
住宅ローン本審査
住宅ローンの本審査を行います。
売買契約書、建築確認済証、検査済証、住民票、課税証明書などを提出します。
住宅ローン契約
金融機関と住宅ローンの契約をします。
※表示登記・立ち合いと順番が前後する場合がございま す。
表示登記・立ち合い
建物の表示登記を行 います。
土地家屋調査士が実務を行います。
物件の立ち合いを行います。
売主と買主が物件の最終確認を行います。
建物の説明や取り扱いの諸注意などを確認します。
また、目立つ傷などがある場合は、売主に修復してもらいます。
ゴール
決済(お引渡し)
売主、買主、司法書士が集まり行います。
決済では大きな金額が動きますので振込を行う金融機関で行われます。
物件代金の残額の支払いをし、鍵を受け取ります。
諸費用(司法書士、土地家屋調査士への代金、仲介手数料、火災保険、固定資産税の日割り清算など)も。ほとんどの項目が、この決済の場で清算されます。
引っ越し
新生活のスタート
おめでとうございます。
新生活のスタートです。
たくさんの家族の思い出を作っていきましょう!
いかがでしたか?
工程にまとめると,、タスクが多く感じてしまうかもしれませんね。
実際に掛かる日数としては、おおまかに第1部が2~3週間(早い方で1週間)、第2部が3週間~1か月前後となります。
特に第2部はあっという間に過ぎていきます。
公的書類の準備、金銭消費貸借契約や決済(引き渡し)などは、役所や金融機関の都合もあり平日の対応なります。
大変かと思いますが、一生に一度の買い物になりますので、有休などで都合をつけていただければ幸いです。